学校案内

校長挨拶

道志小学校は、山梨県東部にある自然豊かな道志村のほぼ中央部に位置しています。本校の校舎は、村内の小中学生が一つ屋根の下で学ぶ小中一体型(平成29年完成)です。地元産の杉や檜の香りと木の温もりに包まれた校舎で、全校児童52名が、のびのびと元気に学校生活を送っています。

本校の校訓は『創造』であり、学校教育目標は、『 確かな学力 豊かな心 健康な体 郷土愛 』です。これらは、長く継続して本校が教育指針として掲げているものですが、社会の進歩や変化に応じて常に現代的な意味を見つめ直して取り組んでいます。具体的には、文部科学省から示されている『令和の日本型学校教育』で謳われている「個別最適な学び」「協働的な学び」の具現化を目指して取組を進めています。また、今年度からコミュニティースクールとなり、地域の皆様と共により良い学校づくりについて考え、努力しているところです。

本校の特長を挙げれば、第一に、各学年10名程度の少人数学級の利点を生かして児童の様子を丁寧に見取り、全職員がチームとして「きめ細かな学習指導」を実践しています。また、道志村教育委員会の理解を得て、古くからICT機器を充実してきました。一人一台端末・電子黒板・デジタル教科書、各種デバイス等を効果的に活用しながらGIGAスクール構想の理念実現に向けて取り組んでいます。ICT機器の活用等を通じて、自己調整力等の主体的な学習者として必要な力を育成しながら「主体的・対話的で深い学びの授業づくり」を実践することで「確かな学力」を身に付けさせ「自ら考え、共に学びを深め合う子ども」の育成を目指しています。

第二に、小中一体型校舎の利点を生かして中学生との交流活動を活発に進めています。児童会と生徒会の連携等を通じて小中学生が様々な活動を共に行いながら、互いに心と心を通わせる経験を重ねたり、刺激し合ったりすることで「豊かな心」と「生きる力」をもった子どもの育成を図っています。

第三に、故郷である道志村を愛する心を育むために、小中学校9年間を見通した「ふるさと学習」を教育課程に位置づけ、村について体系的に学ぶことができるようにしています。明治期から本村を水源地としている神奈川県横浜市との関係も深く、訪問事業や学校間の交流活動も継続的に実施しています。道志村にある「ひと・もの・こと」の教育資源を活用した様々な体験学習を通して、自然環境を始めとして故郷が生み出す価値とその保全や発展の必要性を学ぶことで、地域に愛着と誇りをもち、村の明るい未来を志向できる人材育成に努めています。

新型コロナウイルスが感染症5類に移行され、学校生活もようやく落ち着きを取り戻しつつある本年ですが、引き続き健康と安全を第一に考え、子ども達が毎日「明るく・仲良く・たくましく」登校できる学校、自分の居場所がある学校をつくるために、教職員がそれぞれの良さを生かしながら一丸となって教育活動を進めて参ります。

保護者や地域の皆様におかれましては、今年度も道志小学校の教育活動へのご理解とご協力をお願い致します。

令和6年4月1日
道志村立道志小学校
校 長 佐藤 龍文

学校教育目標・重点目標

校 訓  「創 造」

Ⅰ 学校教育目標
「確かな学力 豊かな心 健康な体 郷土愛」
Ⅱ めざす児童像・学校像・教師像
  1. 児童像(このような子どもたちにしたい) ○なんでもよく考え、意見をもち、伝える子
    • 実現したい目標に向けて、進んで活動できる子
    • よく考えて、自分の意見がもてる子
    • 自分の考えを言葉や文字、絵などで表し、工夫して伝えることができる子
    • 友達の考えをよく聞き、学ぶことができる子
    ○かんしゃと思いやりの心をもち、明るくあいさつできる子
    • 自分から進んであいさつできる子
    • 自らを律し、決まりや時間を守る子
    • 友達に思いやりの心をもち、互いに助け合える子
    • 周りの人への感謝の心を忘れない子
    ○よく体を動かし、健康で、粘り強くがんばる子
    • 進んで運動し、元気よく活動できる子
    • 自分の健康状態や安全に気をつけ、判断できる子
    • 健康な体を作るために必要なことを理解し、しっかり食べる子
    • 素直に行動し、最後まで粘り強くやり遂げる子
    ○しゃかいに目を向け、ふるさとを愛する子
    • ふるさとについてくわしく学ぶ子
    • ふるさとの伝統芸能を受け継ぐ子
    • ふるさとの未来について考える子
    • 世界や社会に目を向け、世の中の出来事に関心をもつ子
  2. 学校像(このような学校にしたい)
    • 教育環境を整え、安心して安全に過ごせる学校
    • 児童が明るく仲良くたくましく活動する学校
    • 教師がやりがいと使命感をもって働く学校
    • 保護者や地域の声に耳を傾け、共に歩む学校
  3. 教師像(このような教師でありたい)
    • 児童に愛情を注ぐ、人間性豊かな教師
    • 自己研鑽に励み、児童の良さや可能性を伸ばす教師
    • 切磋琢磨し、学校の一員として共に助け合う教師
    • 児童や保護者に信頼され、地域の期待に応える教師
Ⅲ 学校経営方針
  1. 小規模校の良さ・豊かな教育環境を生かし、自立的な学習者としての基礎・確かな学力の育成を図る学習指導の充実
  2. 豊かな心と健やかな体をはぐくむ教育活動の充実
  3. ふるさと教育の推進と外国語教育の充実
  4. 義務教育9年間を見通した小中連携教育の推進
  5. 学校・家庭・地域が一体となった教育の推進
  6. 教職員の資質・能力の向上と教職員組織の活性化
Ⅳ 本年度の重点目標
  1. 自己調整力を高め、自立的な学習者として意欲的に学ぶ児童の育成を図る授業づくりに努め、学習内容の確実な定着を図る。
  2. ICT機器の活用機会を充実し、生活習慣や学力の向上に効果的な教育活動の実現を図る。
  3. 観察や調査結果を生かして児童理解に努め、一人一人のよさや可能性の伸長を図る。
  4. 一人一人の教育的ニーズに適切に対応する特別支援教育の充実を図る。
  5. 学級経営や生徒指導の充実を図り、信頼関係や好ましい人間関係を築く。
  6. 実践力を重視した道徳教育の充実を図り、豊かな人間性や規範意識を育む。
  7. 健康への意識を高め、運動習慣を強化し、体力の向上を図る。
  8. 安全管理の徹底・安全教育の充実を図り、安心できる教育環境を整える。
  9. 世界や社会の変化に応じた教育の充実を図り、故郷を愛する心情を育む。
  10. 小中連携教育の取組を充実させ、中学校への円滑な接続を図る。
  11. 家庭や地域の教育力を効果的に生かし、教育活動の質的な向上を図る。
  12. 教職員の授業力や資質向上のための研修の充実を図る。

道志小学校 いじめ防止基本方針

道志村立道志小学校校歌

作詞 今西 祐行
作曲 土居 克行
1
道志の川に 花びら流れ 夜が明ける
菜畑山の かや野かがやき
岸辺の丘に 新しき校旗
ひるがえる ひるがえる
ああ われらの 道志小学校
2
若あゆのむれ しぶきをあびて さかのぼる
谷間におこる かじかの合唱
未来に生きる われらのすがた
そのままに そのままに
ああ われらの 道志小学校
3
希望にもえる 世紀の窓は 開かれた
あしたの空 光にみちて
流れる雲に 七里太鼓は
こだまする こだまする
ああ われらの 道志小学校

沿革

明治8年5月

長幡学校と称し、長幡神社の拝殿を仮校舎とする

  9年

善之木学校創立、久保学校創立

  19年

長幡学校を道志尋常小学校と校名変更し、善之木分教場・唐沢分教場・久保分教場を置き、1校3分教場となる

  24年

善之木尋常小学校・唐沢尋常小学校・長幡尋常小学校(久保分教場)の3校1分教場となる

  37年

久保分教場が久保尋常小学校となり4校となる

  43年

月夜野分教場を設置

大正9年

村内全校を統一(月夜野・久保・唐沢・善之木に分校を置く)

昭和16年

国民学校令により道志国民学校と校名変更善之木・唐沢・久保・月夜野分教場を置き、1校4分教場となる

  22年

道志小学校と校名変更し、善之木分校・唐沢分校・久保分校・月夜野分校を置き、1校4分校となる

  25年

道志小学校PTA設立

  36年

善之木分校が善之木小学校、唐沢分校が唐沢小学校として独立し、3校2分校となる道志小校舎落成

  37年

久保分校落成

  53年

勤労体験学習研究推進校指定

  54年

屋内運動場完成

  61年

久保分校鉄筋二階校舎落成

平成3年

横浜訪問給食完全実施

11年4月

3校1分校が閉校し、新たに統合「道志小学校」を設置し、場所を旧道志小学校とする

11年11月

山梨県へき地教育振興大会を会場校として開催

13年3月

新生道志小学校の校旗樹立・校歌制定

13年12月

芝生広場の造成

17年8月

校舎と体育館との渡り廊下を芝生広場に設置

18年11月

山梨県へき地教育振興大会を会場校として開催

平成19年4月

平成19・20年度文科省委託「豊かな体験活動推進事業」

19年5月

図書室コンピュータシステム導入、手作り机・椅子購入

19年8月

体育館耐震工事完了

20年8月

合併浄化槽設置工事完了

21年3月

児童用コンピューター導入(コンピューター室)

22年1月

各教室へ大型テレビ導入

22年11月

桜の苗木植樹

23年4月

体育館ステージ看板設置

23年8月

廊下張り替え工事

24年1月

放送室改築工事

24年8月

緊急地震速報受信システム設置

25年1月

太陽光パネル付外灯設置(駐車場・体育館)

25年3月

特別支援教室改装

26年11月

ドングリプロジェクト開始

28年5月

県教委指定「地域で取り組む学校元気アップ事業」

29年3月

道志小中一体型校舎完成

29年4月

道志小中一体型校舎での生活が開始
県教委指定「県小中連携研究推進校」(~31年度)

令和3年4月

県教委指定「深い学びの実現に向けたICT活用事業推進校」
(~令和4年度)
県教委指定「先進的教育活動モデル事業推進校」
(~令和4年度)

令和3年4月

県教委指定「深い学びの実現に向けたICT活用事業推進校」
(~令和4年度)

令和3年10月

県教委指定「先進的教育活動モデル事業推進校」
(~令和4年度)

令和5年10月

県教委指定「令和のやまなし教育活動モデル事業推進校」
(~令和6年度)

小学校基本情報

学校名
道志村立道志小学校
所在地
〒402-0212 山梨県南都留郡道志村7568
電話番号
0554‒52‒2013
FAX
0554‒52‒2469

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