学校案内

校長挨拶

本校は、山梨県の南東部にある緑と清流と歴史の郷、道志村にある創立７7年を迎える唯一の中学校です。校訓は、「和の心」です。

本年度の生徒数は、1年生9名、2年生9名、3年生10名の合計28名です。
令和3年度・令和4年度・令和5年度は、山梨県教育委員会の「先進的教育活動モデル事業」の研究協力校です。

校内研究は、「WEBQUを活用し、学級の安定と活性化を図る」を主題とし、「３つの機能の班活動と単元を貫く課題解決学習を通して」を副題としています。そして、コロナ禍や新学習指導要領、いじめや不登校、学力向上等の教育課題を実証的に改善する研究をしています。

班の3つの機能とは、①生徒の居場所としての機能②より良い学級のために公的に取り組む組織としての機能③配慮と関わりを学ぶ機能です。
また、班活動で培った安定を基に、全教科の「単元を貫く言語活動」で活性化を促進します。

さらに、ICTの活用によって学習目標を達成し、小規模校の課題を改善するために、異学年学習や小中連携、県外も含めた他校との交流を推進しています。

学級の安定と一人一人が主体的で活性化した集団づくりを両立することを通して、コロナ禍や新学習指導要領、いじめや不登校等の教育課題に正面から取り組み、地域や山梨県の教育に貢献したいと考えています。

令和5年４月１日
道志村立道志中学校
校長　杉本　賢二

新学習指導要領全面実施２年目となり、先行き不透明な時代を一人ひとりの生徒が「生きる力」を育むために、生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力を育み、主体的に学習に取り組む態度を育成します。また、心豊かで健やかな体をもつ資質・能力を育成し、他者と協働し社会に貢献しながら自立する生徒の育成に努めます。

校訓 「和の心」

学校教育目標「社会に貢献しながら、自立する生徒の育成」

－ 気づき，考え，実行する －

※ JRC青少年赤十字に加盟

学校経営の指導重点

• （１）居心地がよく、やる気のある学級集団づくり（認め合う・嫌なことがない）
  班の関わり・教科の言語活動を通して、いじめ・不登校・学力向上・特別支援教育の充実、自己肯定感・学校の信用・信頼等の教育課題を改善する。
• （２）確かな学力の育成
  主体的に学び続ける生徒の育成を目指す。 学力に一番影響力があるのは学びの意欲や主体性であると考え、生徒を本気にさせる学習課題で、自分の考えを根拠を用いて表現しながら、確かな学力を育成する。
• （３）健やかな身体の育成
  「危険を予測し、自ら回避する能力の育成」を通して、健やかな心身の育成をする。Ｒ４年度もコロナウイルスの感染症予防でスタートした。しかし、「今できることをしっかりする」ことの大切さを教育する機会と捉え、今こそ「生きる力」を育成していきたい。
• （４）豊かな心の育成
  思いやりの心を持ち、よりよく生きる生徒を育成する。できごとを自分自身の問題として捉え、多面的・多角的に考え、議論することを通して、人間の生き方について考えを深める力の育成をする。
  ※いじめについては、保護者や地域と協働して特段の指導をする。
• （５）生徒の良さを伸ばし、課題を解決するための「連携」を推進する
  カリキュラムマネジメントで成果と課題を明確にし、社会に開かれた教育課程を編成する。
  教職員・保護者・小学校・関係機関・地域の方々と連携し、ＰＤＣＡサイクルで確実に上記（１）～（４）を改善・達成する。

目指す教職員像

• （１）生徒の思いと実力に寄り添い、ともに成長する教職員（人間性）
• （２）確かな専門性を身につけるために、協働して学び続ける教職員（専門性）
• （３）心身共に健康である教職員（働き方改革・同僚を大切にする和の心）